先端加速器科学技術推進協議会

 

 

 

 

 

 

 

先端加速器科学技術推進協議会

協議会について

本協議会は、最先端の量子加速器開発による科学技術の飛躍と新しい世界の発見を目指して、設立されました。本協議会は、政・官・産・学の連携役となり、日本が世界に誇る最先端技術を更に高め「量子加速器」とその利用技術を開発することにより、宇宙・素粒子・物質・生命分野における人類の知を広げると共に、医療・エネルギー・環境問題など世界規模の課題への新しい対応を可能とすべく、次の活動を展開して参ります。

 

☆シンポジウム、講演会などの各種イベントやインターネット等のメディアを通じて、 先端加速器技術の可能性や意義を広く国内外に発信すること

 

☆外部有識者等を交えた部会活動を組織して、「国際リニアコライダー計画(ILC)」をモデルとした知財の適切な取扱いや技術開発の方向性を検討し、関連組織への提言等を行うこと

 

☆産・官・学の連携により、幅広い産業分野のものづくり技術を結集して、先端加速器を支える革新的科学技術を創出すること

 

 

連携

先端加速器科学は、人類が古代から抱く根源的な謎「宇宙の創生と未来」、「自然の最も基本的な摂理」、「生命とは? 物質とは? 時間空間とは?」の解明に挑戦します。そのモデルケースとなる国際リニアコライダー計画の実現に日本が積極的にチャレンジすることで、科学と技術への挑戦意欲の回帰が促され、若者に夢と誇りが生まれるものと期待されています。

この国際リニアコライダー計画は、全長40kmに及ぶ地下トンネルに新しいタイプの加速器を創り上げるもので、加速した高エネルギーの電子・陽電子ビームを正面衝突させ、ビッグバン直後の宇宙の状態を再現し、発生する素粒子を測定・研究することによって宇宙の起源を解明するものです。

先端加速器は、革新的な科学技術を創出して豊かな社会を実現します。このリニアコライダー計画で開発される超伝導加速技術は、放射光利用施設や中性子利用施設の性能を飛躍させ、環境・エネルギー、医療など世界的な課題解決への新たな可能性をもたらします。

 

 

 


■シンボルマークについて

一般社団法人 先端加速器科学技術推進協議会(Advanced Accelerator Association Promoting Science & Technology)のAAAの3文字をロゴタイプとし、電子と陽電子のビームを入射、光の速度で加速し、中央で正面衝突する様子をボーダー等でデザインしました。またシンポジウムや講演会用には背景色に宇宙をイメージする紺色を使い制作しました。

 

AAAロゴ

 

●シンボルマーク・Webサイトデザイン

東京家政大学 造形表現学科 デジタルデザイン研究室 教授 有馬十三郎